ミウラ化学装置は100年企業を目指す環境機器専門企業

ミウラ化学装置株式会社は、環境保全に貢献する技術を提供し、排ガス処理や水処理、騒音防止などを行っています。創業70年の実績を持ち、高品質な製品とサービスを提供。燃焼排ガス処理装置で有害物質を削減し、地域の環境保護に寄与しています。
目次
ミウラ化学装置株式会社の環境保全技術

ミウラ化学装置株式会社は、環境保全に貢献する多岐にわたる技術を提供しています。産業や生活に関わるさまざまな環境問題に対応し、持続可能な社会の実現を目指しています。以下では、同社の主要な事業内容についてご紹介します。
◇沿革
同社は、水泳プールや工業用途に対応したろ過装置、排ガス処理装置、脱臭装置、騒音防止装置(サイレンサー)、ミスト分離装置など、汚染物質や有害物の浄化を目的とした各種装置を提供している専門メーカーです。プール水の処理や工業排水のろ過、排ガスや臭気対策、騒音・ミストの抑制といった分野で事業を展開しています。
製造工程は外部委託としつつ、最終組み立てを自社工場で実施することで、顧客の要望に柔軟に対応できる体制を整えています。また、長年にわたる専門知識と実績を活かし、化学工場だけでなく、地熱発電所や浄化センターなど多様な分野での導入実績を持っています。
◇事業内容
ミウラ化学装置は、排ガス処理や脱臭、プール水処理、工業用排水処理、騒音対策など多分野にわたり、環境保全と安全性の向上に貢献しています。化学技術を駆使したシステムで、産業施設や公共施設の課題を解決しています。
排ガス処理・脱臭事業
ミウラ化学装置の排ガス処理および脱臭事業は、大気汚染物質の除去を目的としています。工場や施設から排出される有害ガスや悪臭を効率的に処理し、周辺地域への影響を最小限に抑えるシステムを提供しています。化学反応や吸着技術を駆使したガス処理は、産業界で高く評価されています。
プール水処理事業
同社は、プール水の処理に特化した技術も提供しています。水中の雑菌や有害物質を除去し、安全で清潔なプール環境を提供するシステムを開発しています。これにより、学校や公共施設での水質管理が効率的に行われ、利用者の安全が守られています。環境負荷を抑えながら、常に高い水質を維持することが可能です。
工業用ろ過・排水処理事業
工業用ろ過および排水処理技術も、同社の主要事業の一つです。工場で使用された水を浄化し、環境基準を満たした上で排水するために不可欠な技術です。ミウラ化学装置のシステムは、水中の不純物を効率的に除去し、安全に排出できる設計となっています。
騒音防止・ミスト分離事業
騒音防止やミスト分離技術は、作業環境の安全性を高めるために重要な技術です。工場や機械設備の稼働中に発生する騒音やミストを軽減し、作業者や周辺環境への影響を最小限に抑えるシステムを提供しています。
特に精密機械やクリーンルームでの使用において、同社のミスト分離技術は欠かせない技術として評価されています。
会社名 | ミウラ化学装置株式会社 |
所在地 | 〒587-0042 大阪府堺市美原区木材通2-2-1 |
電話番号 | 072-362-8020 |
公式ホームページ | https://www.miura-eco.co.jp/ |
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◇長年の実績
創業から70年を超える歴史を持つミウラ化学装置は、常に「ネガティブなものを浄化する技術」を提供してきました。豊富な経験に裏打ちされた技術力と信頼性は、同社の強みです。数々の成功事例を積み重ね、柔軟な対応力と技術革新を武器に業界のリーダーとしての地位を確立しています。
◇高品質
ミウラ化学装置は、品質管理に徹底的にこだわり、製品は厳しい品質チェックを経て出荷されます。設置工事や試運転を繰り返し行い、確実に高品質を実現しています。また、5S活動に力を入れ、工場やオフィス環境を整えることで、高い品質の維持を支えています。
◇生産体制
同社の生産体制は、効率的でスムーズな運営が行われており、安定した製品供給を実現しています。外注工場での製作と自社工場での最終調整がうまく融合し、細部にわたる確認作業を行っています。このバランスの取れた体制により、製品の品質と納期を守り続けています。
◇納期厳守
ミウラ化学装置は、納期厳守を企業文化として大切にしており、製造から配送までの全工程を効率的に管理しています。創業当初からの伝統であり、納期を守る責任感が強く、100%の納期遵守を実現しています。顧客との信頼関係を築くために、納期に対して常に誠実です。
◇アフターサービス
製品納品後のサポートにも力を入れており、使用中のトラブルや不具合に迅速に対応しています。故障対応や定期メンテナンスは、全国の代理店と連携した専任スタッフによって行われ、長期間にわたって安定した稼働を保証しています。このアフターサービスの充実が、顧客との長期的な関係を支えています。
ミウラ化学装置の排ガス処理装置を紹介

現代において、企業の環境への配慮が求められる中で、排ガスの処理は重要な課題となっています。特に工場や発電所などから排出される有害なガスを適切に処理することは、環境保全に欠かせません。ミウラ化学装置株式会社は、この分野で先進技術を提供し、信頼性の高い製品を提供しています。
◇燃焼排ガス処理装置
ミウラ化学装置は、排煙脱硝装置や排ガス処理装置を通じて、NOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)、HCl(塩化水素)などの有害物質を確実に除去し、大気環境の改善に取り組んでいます。
排煙脱硝装置

排煙脱硝装置は、燃焼工程で発生する有害なNOxを取り除く設備です。NOxは大気汚染や酸性雨を引き起こし、環境に悪影響を与えるため、その削減が求められています。
ミウラ化学装置の排煙脱硝装置は、触媒技術を使用してNOxを効果的に除去します。アンモニア水を気化させ、そのガスと混合することで、NOxを無害化し、排出基準を確実にクリアします。この技術は焼却炉やボイラーなどでも使用され、高い効果を発揮します。
燃焼炉排ガス

燃焼炉から排出される排ガスは温度や成分等により、処理が難しいとされています。ミウラ化学装置の燃焼炉排ガス処理装置は、アルカリ剤を使用して、排ガス中の有害物質を効果的に中和・除去します。
水酸化マグネシウムや苛性ソーダを使用し、多段階の処理技術を駆使して、HClやSOxを除去します。
ごみ焼却排ガス

ごみ焼却による排ガスは、有害物質が多く含まれており、特に注意が必要です。ミウラ化学装置のごみ焼却排ガス処理装置は、アルカリ液を使用してガスを洗浄し、SO₂(二酸化硫黄)やHClなどの有害物質を効果的に除去します。
専用の処理ユニットにより、迅速かつ確実に有害成分を取り除き、安全な状態で大気中に放出することができます。
ミウラ化学装置は、これらの技術を駆使して、環境負荷を最小限に抑える排ガス処理を提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
汚泥焼却排ガス

下水処理施設などで汚泥を焼却する際には、さまざまな有害物質を含む排ガスが発生します。この排ガスには、設備の安定稼働を妨げるばいじんのほか、HClやSO₂といった酸性ガスなど、大気汚染につながる成分が含まれています。
ミウラ化学装置では、これらの課題に対応するため、湿式の排ガス処理システムを開発しました。アルカリ性薬液を排ガスに接触させることで、ばいじんと酸性ガスを効率よく同時に除去できる設計となっています。
とくに、ばいじんによる装置内部の閉塞が起きにくい独自構造を採用しており、長期的な安定運転を可能にします。この仕組みにより、メンテナンスの頻度を抑えながら、施設全体の環境負荷の低減と維持管理の効率化に貢献しています。
高温ガス冷却

ごみ焼却施設などから発生する排ガスは、500℃から800℃といった非常に高温の状態で排出されます。このまま集塵装置(バグフィルター)などの後工程に送ると、機器の耐熱性を超えて損傷や性能低下を招く恐れがあります。そのため、排ガスを適切な温度まで冷却する工程が欠かせません。
ミウラ化学装置が提供する高温ガス冷却装置は、排ガスに清水を噴霧することで、バグフィルターが安全に稼働できる160℃前後まで温度を下げます。噴霧した水はすべて蒸発するため、処理水として排出されるドレンが発生しません。
また、排ガスの量や温度の変化をセンサーで検知し、必要最小限の水量を自動で調整できる仕組みを備えています。これにより、省エネルギーで効率的な運用が可能になります。
◇VOC(揮発性有機化合物)ガス処理・回収装置
工場などから発生するVOC(揮発性有機化合物)は、大気汚染の要因となるため、法的に排出が規制されています。このような背景の中、VOCガスの処理・回収装置は、環境負荷の軽減と資源の有効利用を実現するうえで欠かせない設備となっています。
VOCの種類や性質に応じて、さまざまな処理方式を採用した製品が開発されており、それぞれの用途に適した対応が可能です。
オキシタック

オキシタックは、貴金属触媒を活用してVOCを酸化分解する、触媒燃焼方式の処理装置です。VOCを含むガスは、まず予熱バーナーで200〜400℃に加熱され、次に触媒酸化塔へ送られます。塔内では貴金属触媒との接触により酸化反応が促進され、VOCが無害な物質へと分解されます。
処理されたガスは熱交換器を経由して熱を回収した後、大気中へ放出されます。オキシタックの大きな特長は、直接燃焼方式に比べて低温で処理できる点にあり、燃料費を従来の1/3以下に抑えることが可能です。また、低温での酸化反応により、サーマルNOxの発生も防げます。
処理効率は99.99%以上と非常に高く、完全自動運転にも対応しており、省エネルギーと高性能を両立したVOC対策ソリューションとして高く評価されています。
ハニータック
ハニータックは、活性炭やゼオライトをハニカム(蜂の巣)構造に成形したローターを用いて、VOCを吸着・濃縮する装置です。単位面積あたりの処理風量が大きいため、大風量の排ガス処理に適しています。
処理は、VOCを含むガスをハニカムローターに通すことで始まり、ローターがVOCを吸着して空気を浄化し、きれいな空気を大気中へ放出します。吸着後のローターは回転しながら脱着ゾーンへと移動し、そこで加熱された少量の空気(原ガス量の最大1/15)によりVOCを脱着します。
この工程によってVOCは高濃度に濃縮されたガスとして回収されます。「吸着」「脱着」「濃縮」の各工程をローターの回転によって連続的に行えるため、安定した処理と高い効率を両立した運転が可能です。
ファイバータック
ファイバータックは、ACF(活性炭繊維)を吸着材として採用したVOC回収装置です。活性炭繊維は、極細の繊維を不織布状に加工した素材で、従来の粒状活性炭と比べてVOCの吸着・脱着速度が大幅に速いという特長があります。
この特性により、VOCの脱着工程を10分以内という短時間で完了でき、装置全体の処理効率を高めます。さらに、凝縮水のpHが大きく低下しにくいため、装置に高価な耐食材料を使用せずに済み、設備コストの低減にもつながります。
高い吸着性能と短時間再生、そして完全自動化によるスムーズな運転を実現し、コストと運用性のバランスに優れたVOC回収装置として、多様な現場で活用されています。
◇塩素系VOC処理装置

従来の塩素系VOCガスの処理には、運転コストの高さや環境への負荷といった課題が伴っていました。こうした問題を解決するために開発されたのが、「触媒酸化方式」を採用した塩素系VOC処理装置です。
この装置では、塩素系VOCに特化した独自の高耐久性触媒を使用しており、長期間にわたって安定した処理能力を維持できます。処理温度は350〜450℃と比較的低く抑えられているため、燃料消費量を削減でき、運転コストの大幅な低減が可能です。
また、低温処理によりサーマルNOxの発生を抑制できるため、二次公害の心配がありません。さらに、処理過程で有害な副生成物や産業廃棄物を発生させることなく、環境への負荷も最小限にとどめています。効率性と環境性能を両立した、次世代のVOC対策装置です。
◇一般排ガス処理装置
排ガスを環境基準に適合させるためには、適切な排ガス処理装置の選定と導入が欠かせません。こちらでは、ばいじん除去とガス吸収を両立する「トレイスクライバー」、高効率除塵の「スキースクラバー」、有害ガス除去に特化した「セミスクラバー」の3機種について解説します。
除塵+ガス吸収装置(トレイスクライバー)
トレイスクライバーは、装置内部に複数のトレイ(多孔板)を設けた構造を持ち、除塵とガス吸収の両方に対応できる処理装置です。
排ガスが各トレイを通過する際、トレイ上を循環する吸収液と効率的に接触し、有害ガスの吸収と同時に、ちりやほこりなどのばいじんも除去します。特に除塵性能が高く、ばいじんを含む排ガスの処理に適しています。
1台でガス吸収と除塵を行えるため、設備の省スペース化やコスト削減にもつながる、合理的なシステムとして活用されています。
除塵装置(スキースクラバー)

スキースクラバーは、内部に「スキーエレメント」と呼ばれる波形の特殊なエレメントを平行に配置した、独自構造の除塵装置です。排ガスが装置内を高速で通過する際、その流れによってスキーエレメントの溝に溜まった洗浄液が霧状に噴き上がり、微細な液滴がばいじんを効率よく捕集します。
このユニークな仕組みにより、高い除塵性能を発揮し、特にばいじんを多く含む排ガスの処理に適しています。構造がシンプルであることからメンテナンス性にも優れており、安定した長期運転を支える装置として活用されています。
排ガス吸収装置(セミスクラバー)

セミスクラバーは、内部に充填物を詰めた充填塔方式を採用し、ガス状の有害物質の吸収処理に特化した装置です。排ガスが充填物のすき間を通過する際、吸収液と広範囲で効率的に接触することで、化学反応が促進され、有害ガスを効果的に除去できます。
この装置の大きな特長は、処理対象となるガスの性質や成分に応じて、最適な充填物を選べる柔軟性を備えている点です。多様な有害ガスに対応可能な高い除去性能を発揮し、ニーズに応じた最適な排ガス処理を実現します。
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近年、環境保護の重要性が増す中で、さまざまな施設で排ガスの浄化が求められています。ミウラ化学装置は、その技術を活かし、効果的な排ガス処理を実現しています。ここでは、ミウラ化学装置が導入された事例を紹介し、どのように環境問題に対応しているのかを見ていきます。
◇M市浄化センター

M市の浄化センターでは、小型発電機の導入に伴い、消化ガスの有効活用が求められていました。ミウラ化学装置が導入したのは、乾式脱硫装置です。この装置は、消化ガス中の硫化水素を効率よく除去することができます。
例えば、800ppmの硫化水素を10ppm以下にまで低減でき、これにより環境への負荷を大幅に削減します。さらに、脱硫剤は酸素と反応すると発熱するため、安全運用が重要で、ミウラ化学は冷却水を使った安全対策を実施し、抜出しや充填作業にも対応しています。これらの対策が、ガス処理の効率化に貢献しています。
◇T市ごみ清掃工場

T市のごみ清掃工場では、ごみ焼却時に発生する有害ガスの処理が課題となっていました。特に、焼却時に排出されるHClやSOxの処理が求められます。ミウラ化学装置は、苛性ソーダを使用した湿式洗浄方式を導入し、これらの有害ガスを効果的に除去しています。
このシステムは、変動する処理負荷にも対応できる安定した運転が可能です。具体的には、HClを800ppmから10ppm以下、硫黄酸化物を400ppmから10ppm以下に削減し、大気中に放出します。これにより、ごみ焼却時に発生する有害ガスを効果的に除去し、周辺地域の環境保護に貢献しています。
ミウラ化学装置の技術は、さまざまな環境問題に対応するために重要な役割を果たしており、今後も持続可能な社会の実現に向けた取り組みが期待されます。
◇口コミ

長年大変お世話になっており、歴史と伝統のある素晴らしい会社様です。
社内も常に清潔感があり、社員様のご対応もいつも非常に丁寧で、一つ一つの仕事に誠意を感じます。これからのご発展も楽しみにしております。
引用元:Google
この口コミからは、長年の取引で築かれた顧客との強固な信頼関係がうかがえます。企業の「歴史と伝統」が信頼の基盤となっていることに加え、常に清潔な社内環境や社員一人ひとりの丁寧で誠実な対応が高く評価されています。
また、細部まで行き届いた質の高いサービスと、顧客を大切にする企業文化の表れです。長期にわたり顧客から愛され、将来の発展も期待される点が最大の強みと言えるでしょう。
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◇サンレー冷熱株式会社

サンレー冷熱株式会社は、長年培ってきたバーナーの燃焼技術を基盤として、各種環境装置の開発・製造を行っている企業です。脱臭装置や熱風発生装置、余剰ガス燃焼装置などのシリーズ製品に加え、排ガス処理装置や有機廃液燃焼処理装置についても、顧客の要望に応じた個別設計に対応しています。
同社の環境装置は、創業から80年にわたる技術の蓄積を活かし、初期計画から設計・製造・据付・保守までを一貫してサポートできる体制を整えています。これまでに700基以上の装置を納入しており、万全のメンテナンス体制により、安定した運用と長期的な信頼性を実現しています。
会社名 | サンレー冷熱株式会社 |
所在地 | 〒573-1132 大阪府枚方市招提田近3-25 |
電話番号 | 072-856-3221 |
公式ホームページ | https://www.sunray-r.co.jp/environment/ |
サンレー冷熱株式会社は、機器の提供だけでなく、充実したサポート体制に大きな強みがある企業です。「売って終わり」ではなく、導入後もユーザーに寄り添い、安心・効率・継続性を重視したサービスを徹底しています。
具体的には、バーナーや環境装置本体だけでなく、熱設備全体のシステム改善まで含めた総合的な技術サポートを実施。省エネ対策、作業効率化、安全性の向上、環境法令への対応など、多角的な観点からお客様ごとに最適な提案を行います。
メンテナンスやアフターサービスも全国規模で展開しており、大阪・東京・仙台・名古屋・鳥取といった主要拠点には熟練のサービスマンが常駐しています。緊急時の迅速な対応はもちろん、中国・韓国・台湾など海外拠点にも対応が可能です。
直接燃焼式脱臭装置
サンレー冷熱株式会社が提供する主力製品の一つ「直接燃焼式脱臭装置」は、悪臭成分や有害ガスを約700〜850℃の高温で熱分解し、98〜99%という高い除去効率を実現する装置です。
処理可能なガスの種類が非常に多く、印刷・化学・食品・半導体など幅広い分野の工場で導入されています。顧客のニーズに応じて最適な仕様にカスタマイズできる柔軟性も特長であり、小型機から大規模設備まで対応が可能です。
また、処理時に発生する熱エネルギーを回収・再利用する省エネ設計にも対応しており、環境負荷の低減と運用コストの削減の両立を図る装置として高く評価されています。
◇カンケンテクノ株式会社

カンケンテクノ株式会社は、大気環境保全装置の開発・製造を専門とするメーカーです。半導体や電子部品の製造過程で発生する有害ガスや温室効果ガスの処理を手がけており、研究開発から設計、製造、販売、そして納入後のメンテナンスに至るまで、すべてを自社内で一貫して対応しています。
この体制により、顧客の要望に対して柔軟かつ迅速に対応でき、蓄積されたノウハウを自社技術へと発展させています。
同社は環境保全を企業活動の中核に位置づけており、代表的な取り組みとして、化石燃料を使用せず電気のみで稼働する排ガス処理装置を開発しました。この電気ヒーター式装置は、運転中にCO₂を新たに排出しないため、脱炭素社会の実現に貢献します。
会社名 | カンケンテクノ株式会社 |
所在地 | 〒617-0833 京都府長岡京市神足太田30-2 |
電話番号 | 075-955-8823 |
公式ホームページ | https://www.kanken-techno.co.jp/ |
さらに、大気圧プラズマ技術を活用し、分解が困難なSF₆などのPFCガスも高効率で処理できる独自技術を有しており、高い処理性能と環境負荷の低減を両立しています。
脱臭装置やVOC処理装置、水溶性ガスを吸収・無害化する湿式スクラバーなど、小風量から大風量まで対応可能な幅広い製品を展開しており、国内外の多様なニーズに応えています。中国・台湾をはじめとした海外市場でも導入が進んでおり、グローバルな環境問題の解決に向けて積極的に貢献しています。
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◇旭化成エンジニアリング株式会社

旭化成エンジニアリング株式会社は、総合化学メーカー・旭化成グループの一員として、プラントの設計・建設・保守を幅広く手がけてきたエンジニアリング企業です。
長年にわたり多様な製造現場で培ってきた知見と技術を活かし、グループ外の顧客に対しても課題解決型のサービスを提供しています。
ケミカル、繊維、医薬などの分野における経験を基盤に、現場の実情に即した実効性の高いソリューションを提案できることが同社の大きな強みです。
排ガス処理分野では、「直接燃焼式」と「触媒酸化式」の2つの方式を提供しています。
直接燃焼式は、高温で排ガスを酸化分解する方式であり、触媒が使用できない有毒物質を含むガスや、塩素・フッ素などを含む排ガスにも対応できるという利点があります。
一方、触媒酸化式は、250〜350℃の比較的低い温度でVOCを分解できるため、エネルギーコストを抑えた効率的な処理が可能です。
会社名 | 旭化成エンジニアリング株式会社 |
所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2-16-4-16F |
電話番号 | 03-6872-1300 |
公式ホームページ | https://www.asahi-kasei.co.jp/aec/index.html |
排ガスの性状や操業条件を綿密に分析し、最適な技術の組み合わせによって、経済性と効果を両立した提案ができるのは、ユーザー系エンジニアリング会社である同社ならではの特徴です。
旭化成エンジニアリング株式会社の口コミ評判記事はこちら!
まとめ

ミウラ化学装置株式会社は、環境保全に貢献する技術を提供し、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな事業を展開しています。
主要事業として、排ガス処理や脱臭、プール水処理、工業用ろ過、排水処理、騒音防止・ミスト分離などがあります。これらの技術は、環境問題への効果的な対処を実現し、多くの施設で信頼されています。
同社は創業70年の実績を持ち、高品質な製品とサービスを提供しており、製品の品質管理や納期厳守、充実したアフターサービスが特徴です。
燃焼排ガスの処理においては、排煙脱硝装置や燃焼炉排ガス処理装置を導入し、有害物質の削減に貢献しています。これらの装置は、NOxやSOx、HClなどを効率的に除去し、環境基準をクリアします。
また、M市の浄化センターやT市のごみ清掃工場では、ミウラ化学装置の技術が導入され、消化ガスや焼却排ガスの浄化が進められています。これにより、環境への負荷を大幅に削減し、地域の環境保護に寄与しています。ミウラ化学装置の技術は、今後も持続可能な社会の実現に向けて重要な役割を果たし続けるでしょう。
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