研究施設に最適な排ガス処理装置を提案!科学技術の発展を支える島津理化

島津理化は、教育・研究用機器の製造・販売を中心に、排ガス処理装置の開発・製造も行う企業です。創業は1875年で、1969年に分社化して設立されました。主に理化学教育、研究設備、高等教育改組、海外進出支援など幅広い事業を展開しています。
特に、排ガス処理装置では、光触媒式と活性炭吸着法の2種類を提供しており、それぞれ低~中濃度の無機・有機ガスやVOCを浄化します。また、排ガス測定サービスも行い、有害物質の成分測定や研究設備のコンサルティングも提供しています。
さらに、島津理化は、研究施設の設計から施工、稼働までのトータルサポートも手掛け、環境配慮を意識した製品開発を進めています。
目次
科学技術の発展を支える島津理化の研究施設・設備と排ガス処理装置
島津理化は、教育・研究分野の発展に貢献してきたメーカーであり、研究施設に適した排ガス処理装置を多く手掛けています。排ガス処理装置について詳しくご紹介する前に、まずは島津理化の概要・主な事業内容を見てみましょう。
◇概要
1875年に創業した島津製作所は、計測・医用・産業・航空機器を通して、幅広い分野のものづくりを支えてきました。島津理化は、そんな島津製作所の教育用理化学器械の開発・販売部門が、1969年に分社化して誕生したメーカーです。「科学技術発展の基盤を創造・提供することで社会に貢献する」を理念に、教育・研究の双方から科学技術の発展に貢献し続けてきました。
実験台やドラフトチャンバー、教育現場で使われる実験器具の製造・販売を中心に、研究室の立ち上げ・移設のトータルプロデュース、日本企業の海外進出サポート、政府開発援助(ODA)支援などを行っています。
◇主な事業
島津理化は、主に理化教育事業・研究設備事業・高等教育機関改組転換支援事業・海外進出支援事業の4つの事業を展開しています。
・理化教育事業
全国の小中高等学校、大学などで使われる、実験機器や顕微鏡などを製造・販売する事業です。
島津理化は、日本で初めて教育用の理化学機器を製造したメーカーであり、それ以来140年以上に渡って、日本の科学教育を支え続けてきました。現在もなお、基礎から最先端まで、幅広くカバーする製品を取り揃えています。
・研究設備事業
実験台やドラフトチャンバーなどの実験設備の製造・販売事業です。長年培ってきた経験を活かして、現在は研究室の立ち上げ・移設に関するコンサルティングも手掛けるようになりました。
・高等教育機関改組転換支援事業
大学や短大の新設・改変にあたって、施設や設備、備品のプランニングを行う事業です。教育・研究用機器のメンテナンスなどのアフターケア、文科省設置認可申請業務のサポートなども行っています。
・海外進出支援事業
日本企業が海外に進出する際の各種書類作成、海外プラント設備の整備などを行う事業です。海外の医療機関・大学に自社製品を納入する形で、政府開発援助(ODA)の支援も行っています。
島津理化が手掛ける排ガス処理関連のサービス
理化教育・研究設備・高等教育改組転換支援・海外進出支援と、島津理化の手掛ける事業は多岐に渡ります。排ガス処理関連のサービスも幅広く、排ガス処理装置の開発・製造・販売はもちろん、排ガス測定や研究設備のコンサルティングも行っています。
◇排ガス測定
島津理化では、焼却施設や工場などから排出されるガスに含まれる有害物質の成分測定を行っています。測定対象は、ばいじん・NOx・SOx・HClなどの一般項目から、VOC(揮発性有機化合物)や各種金属類・ダイオキシン類・PCB・POPs・核種別放射能・シロキサン・水銀などの有害物質まで、多岐に渡ります。
◇研究設備のコンサルティング
昨今は、超微量分析や極微細研究、超高温高圧、超クリーンルームなど、研究内容の精密化・先端化が進み、それに伴って必要とされる研究設備も高度化・多様化してきました。現在ではさらに、国際化や情報化への対応、二酸化炭素削減を含む環境への配慮なども求められるようになっています。
島津理化では、こうした現状を踏まえ、ドラフトチャンバーや実験台、排ガス・排水処理装置、計測・分析機器などの豊富な製品から、目的にあった研究設備を提案しています。また、その過程で得た専門的なノウハウを活かし、基本構想から設計、施工、稼働まで、研究設備の新設・移転時のトータルサポートも行っています。
島津理化の主な排ガス処理装置

島津理化では、研究設備事業の一環として、研究施設に適した排ガス処理装置の開発・製造・販売を行っています。島津理化の主な排ガス処理装置としては、光触媒式排気ガス処理装置・活性炭吸着法排気ガス処理装置の2種類が挙げられます。
◇光触媒式排気ガス処理装置
光を吸収する高性能フィルターを触媒に、酸化還元反応などの化学反応を促進させ、低~中濃度の無機・有機混合ガスを浄化する排ガス処理装置です。浄化に必要な光源には、LEDを採用して長持ちを実現しました。また、熱源なしで浄化できるため、二酸化炭素の発生を抑制できます。
◇活性炭吸着法排気ガス処理装置
有害物質や異臭成分を吸着させる活性炭の性質を利用して、VOC(揮発性有機化合物)を浄化する排ガス処理装置です。排出成分に応じて活性炭の量をカスタマイズできるほか、有機・酸性・アルカリ性など複数のフィルターを併用すれば、複合的な排ガスの浄化も可能です。
その他の排ガス処理装置メーカー
日本には、島津理化以外にも、サンレー冷熱や田端機械工業、NEプロジェクトなどの排ガス処理装置メーカーがあります。自社に最適な排ガス処理装置を選ぶための参考として、その他の排ガス処理メーカーの概要をご紹介します。
◇サンレー冷熱
サンレー冷熱は、環境に配慮した製品を広く手掛けるメーカーです。創業から半世紀以上に渡って、オリジナリティや信頼で顧客の要望に応え、社会や産業の発展を後押ししてきました。廃液・排ガス処理や脱臭装置、バーナー燃焼装置などの環境装置を中心に、自動組立装置などの産業設備なども手掛けています。
排ガス処理装置においては、創業以来培ってきたバーナーの燃焼技術を活かして、燃焼方式・触媒方式・プラズマ方式など、さまざまな製品を開発してきました。環境装置全体で700以上の導入実績があるほか、計画からメンテナンスまで手厚いサポート体制が整っており、安心して相談・利用できます。
◇田端機械工業
田端機械工業は、プラスチック加工機械を中心に、そこから生まれた派生製品を広く手掛けるメーカーです。1947年に創業して以来、主にプラスチック加工機械メーカーとして、多くの顧客のニーズに応え続けてきました。
その過程でフッ素樹脂(PTFE)成形装置や電線被覆・チューブ成形装置、小型射出成形機、小型排ガス処置装置、固着ポリマー除去装置、ペレット製造装置などが誕生し、現在に至ります。
排ガス処理装置においては、安全かつコンパクトな「電熱式排ガス処理」を採用し、ランニングコストが安価な触媒燃焼式、ガスの濃度や量の変化に強い直接燃焼式の2種類を展開しています。
◇NEプロジェクト
NEプロジェクトは、環境やエネルギーに関わる装置の開発・製造を行うメーカーです。
創業以来、環境対策システムやエネルギーシステム、製造設備、ユニット機器、オゾン発生器などの開発・製造に力を入れてきました。現在では、環境に関わる装置のメーカーとして、さらに公害対策にも取り組んでいます。
排ガス処理装置においては、オリジナリティやコストダウン、アフターケアに強みを持ち、実績に基づくノウハウが高い評価を得てきました。水マグ法や苛性ソーダ法で硫黄分を浄化する排煙脱硫装置、白金系触媒で窒素酸化物を浄化する脱硝装置、高温でダイオキシンなどを浄化する焼却炉排ガス処理装置など、幅広い製品を展開しています。
島津理化は、1875年に創業し、1969年に分社化して設立された企業で、教育・研究用機器の製造・販売を主力としながら、排ガス処理装置の開発・製造も行っている日本の有力な企業です。理化学教育を支える機器や研究設備の提供をはじめ、高等教育の改組支援や海外進出のサポートなど、教育と研究の分野で幅広い事業を展開しています。
特に排ガス処理装置の分野では、環境保護に貢献するために、光触媒式および活性炭吸着法の2種類の技術を提供し、それぞれ低濃度から中濃度の無機・有機ガスやVOC(揮発性有機化合物)を効率よく浄化することができます。これにより、さまざまな産業における排ガス処理のニーズに対応しています。
さらに、島津理化は排ガス測定サービスも行っており、有害物質の成分測定や研究施設のコンサルティングを提供しています。これにより、環境基準に適合した設備の導入や運用に対するアドバイスを行い、クライアントのニーズに合った最適な解決策を提供しています。
その他に排ガス処理装置を手掛ける会社として、サンレー冷熱が挙げられます。同社は環境配慮型製品を提供するメーカーで、廃液・排ガス処理や脱臭装置などを手掛けています。創業以来、バーナー燃焼技術を活かし、多様な排ガス処理装置を開発し、700以上の導入実績と手厚いサポート体制を誇ります。
また、田端機械工業は、プラスチック加工機械を中心に多様な製品を手掛けるメーカーです。1947年創業以来、フッ素樹脂成形装置や排ガス処理装置を開発し、安全かつコスト効率の高い技術を提供しています。
他にも、NEプロジェクトは、環境やエネルギーに関わる装置の開発を行うメーカーで、公害対策に取り組んでいます。排ガス処理装置では、オリジナリティやコストダウンに強みを持ち、幅広い浄化技術を展開しています。