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排ガス処理装置コラム

排ガス対策に貢献するミストエリミネーター!特徴や種類による違い

公開:2025.02.24 更新:2025.03.04
排ガス対策に貢献するミストエリミネーター!特徴や種類による違い
引用元:photo AC

ミストエリミネーターは排ガス中のミストを効率的に除去し、環境保護に貢献します。種類にはワイヤーメッシュ型、波板型、ファイバーベッド型があり、用途に応じて選定が重要です。排ガス処理装置にはサンレー冷熱、アイエンス、三貴製作所などが提供する技術が活用されています。

ミストエリミネーターの必要性と特徴

工場の煙突

引用元:photo AC

ミストエリミネーターは排ガス処理装置で、気体中のミストを効率的に分離・除去します。主に化学工場や発電所などで使用され、環境への影響を最小限に抑える重要な設備です。湿式処理に伴うミストの問題を解決し、液体の損失も防ぎます。

◇ミストエリミネーターとは

ミストエリミネーターは、排ガス中の微細なミスト(液滴)を除去するための装置です。主に化学工場や発電所、製鉄所などで使用され、スクラバーや吸収塔と共に運用されることが一般的です。湿式処理が行われる際、水や化学薬品がミストとなり、排ガスに混入することがあります。これが大気中に放出されると汚染を引き起こす可能性があるため、ミストエリミネーターが必要となります。

ミストエリミネーターは、排ガス処理の中でミストを効率的に分離し、大気への悪影響を減少させます。また、液体の損失を防ぎ、設備の耐久性を向上させる役割も果たします。そのため、産業設備において不可欠な存在となっており、環境保護の観点からも重要な役割を担っています。

◇ミストエリミネーターの特徴

ミストエリミネーターは、対象となるミストの粒径や処理能力に応じて、さまざまな種類があります。基本的な仕組みは、慣性衝突や重力、遠心力などの物理的な力を利用し、ミストを液滴化して排ガスから分離します。この方法により、1μm以下の微細なミストも高効率で除去することが可能です。

また、排ガスの流速を調整することにより圧力損失を抑え、エネルギー消費を最小限に抑える設計が施されています。波板型やワイヤーメッシュ型など、用途に応じた最適な構造を選べるため、設置スペースやコスト面でも柔軟に対応できます。これにより、環境規制の厳格化に対応しやすくなり、排ガス処理の効率が大幅に向上します。

ミストエリミネーターの種類による違い

布テクスチャ

引用元:photo AC

ミストエリミネーターには、ミストの粒径や処理能力に応じたさまざまなタイプがあり、それぞれ特徴があります。ワイヤーメッシュ型、波板型、ファイバーベッド型など、各タイプには利点と欠点があり、使用環境に応じた選択が求められます。

◇ワイヤーメッシュ型

ワイヤーメッシュ型ミストエリミネーターは、金属線を網目状に編み込んだ構造で、ガスが通過する際にミストを捕集します。ミストはワイヤーに衝突し、凝集して液滴化することで分離されます。このタイプは10μm程度の比較的小さなミストを効果的に除去でき、処理効率が高いことが特徴です。ただし、圧力損失が大きくなりやすく、メンテナンスが頻繁に必要となるため、スクラバーと併用することで効果的なミスト除去が実現します。

限界流速は2〜3m/sと低めですが、それでも高い捕集効率を発揮します。適切な設置と運用が求められるため、システム全体のバランスを考慮することが重要です。

◇波板型

波板型ミストエリミネーターは、斜めに設置された波型の板を通過させることでミストを捕集します。ガスが折り返しながら進む過程で、ミストが慣性力で衝突し、分離される仕組みです。このタイプは高い処理能力と比較的低い圧力損失が特徴で、特に多くのミストを処理する環境に適しています。捕集可能なミストの粒径は約30μmです。

しかし、ガス流速が速すぎると、捕集したミストが再び飛散することがあるため、流速の適切な制御が必要です。流速管理を行えば、安定した処理が可能となります。

◇ファイバーベッド型

ファイバーベッド型ミストエリミネーターは、極細の繊維を高密度に充填した層を通過させてミストを捕集します。このタイプは、ブラウン拡散作用を利用してサブミクロンレベルの微細なミストを99.9%以上除去できる点が特徴です。特に化学反応によって発生する微細なミストを除去するのに適しており、排煙脱硫装置や特殊なスクラバーと併用されることが多いです。

圧力損失が大きいため、通過ガスの流速を0.2m/s程度に抑える必要があり、設置スペースやエネルギーコストの点で注意が必要です。しかし、最も高精度なミスト除去が可能で、厳しい環境基準に対応する設備に最適です。

排ガス処理にも活用されるミストエリミネーター技術

真空装置・実験設備のイメージ

引用元:photo AC

ミストエリミネーターの選定は、設備や排ガスの特性に応じて行うことが重要です。乾燥塔、吸収塔、排煙脱硫装置など、各用途に最適なタイプを選ぶことで、効率的なミスト除去と運用コストの最適化が図れます。

◇用途に合わせて選択するミストエリミネーター

ミストエリミネーターは、用途に応じて最適な種類を選定することが求められます。乾燥塔では、3μm以上のミストが発生するため、ワイヤーメッシュ型が適しています。このタイプは金属線を網目状に組み合わせた構造で、低圧力損失と高捕集効率を両立し、効率的にミストを除去できます。気流を妨げずに乾燥塔内のミストを捕集できる点が特長です。

一方、吸収塔では3μm以下の微細なミストが多く発生するため、ファイバーベッド型ミストエリミネーターが最適です。このタイプは、ブラウン拡散原理を活用し、極小のミスト粒子まで高い捕集効率を発揮します。特に、硫酸ミストなどの危険性の高い排ガス処理において、高精度な除去が求められる環境に適しています。

◇排ガス処理は対象ガスに合わせた対応が重要

排ガス処理では、対象となるガスの特性に応じたミストエリミネーターの選定が不可欠です。硫酸ガスやVOC(揮発性有機化合物)を含む排ガスでは、耐食性やメンテナンス性を考慮した装置が求められます。例えば、HCl(塩化水素)ガスを含む場合、充填式スクラバーとミストエリミネーターの組み合わせが効果的です。

HClガスは水分と反応して白煙を発生させるため、適切なミストエリミネーターを導入することで、装置内の腐食を防ぎつつ、白煙の発生を抑えることができます。また、VOCを含む排ガスでは、オイルミストやダストも混在することが多いため、フィルター性能の高いミストエリミネーターが求められます。ファイバーベッド型エレメントを採用することで、微粒子レベルのオイルミストまで効率的に除去し、活性炭の劣化を抑えることができます。

様々な種類の排ガスに対応可能な排ガス処理装置メーカー

排ガス処理装置は、処理対象となるガスの種類や濃度、処理環境によって最適なものを選択する必要があります。
そのため、信頼できるメーカーの選定が重要です。

◇サンレー冷熱株式会社

サンレー冷熱株式会社
引用元:サンレー冷熱株式会社

サンレー冷熱株式会社は、燃焼技術を活かした高性能な排ガス処理装置を提供する企業です。
創業80年以上の歴史を持ち、悪臭・脱臭対策やVOC(揮発性有機化合物)の処理を得意としています。
同社の排ガス処理装置は、触媒燃焼式、直接燃焼式、濃縮式、パルスプラズマ脱臭装置など多様な方式が用意されており、環境負荷を低減しながらも高い処理効率を実現します。

会社名サンレー冷熱株式会社
所在地〒573-1132
大阪府枚方市招提田近3-25
電話番号072-856-3221
公式ホームページhttps://www.sunray-r.co.jp/

また、省エネルギー性にも優れており、排熱の有効利用やコンパクトな設計により、運用コストの削減にも貢献します。
さらに、大阪・東京を中心に各地に拠点を持ち、国内外での迅速なアフターサービスも可能です。

サンレー冷熱株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

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◇株式会社アイエンス

引用元:株式会社アイエンス

株式会社アイエンスは、排ガス処理に特化した独自のスクラバー技術を持つ企業です。
特に「水膜式スクラバー デオライザー」は、水膜を利用して臭気成分や粉塵を効果的に捕捉する画期的な技術であり、従来の水洗式スクラバーの欠点を改善した高性能装置です。
また、循環水の腐敗を防ぎながら効率的な排ガス処理を実現できる点も特徴的です。

会社名株式会社アイエンス
所在地〒550-0002 大阪市西区江戸堀1丁目21-7 コーワ江戸堀ビル3F
電話番号06-6225-2323
公式ホームページhttps://www.aience.co.jp/

同社は、小型工場向けから大規模プラント向けまで、幅広い排ガス処理装置を提供しており、個別のニーズに対応できる柔軟な設計を強みとしています。
さらに、スクラバーの種類も豊富で「デオブラスター」や「ダストフォール」など、特定用途に特化したモデルが揃っている点も魅力的です。

株式会社アイエンスについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

株式会社アイエンスの次世代排ガス処理装置とは?従来型との違い

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◇株式会社三貴製作所

引用元:株式会社三貴製作所

株式会社三貴製作所は、スクラバーやドラフトチャンバー、ケミカル排気ファンの製造を手掛ける企業で、昭和43年創業の長い歴史を持ちます。
同社は小型スクラバーの開発に特に強みを持ち、「S-40型」「S-60型」など、コンパクトながらも高性能な製品を多数展開しています。
これにより、限られたスペースでの排ガス処理が必要な現場でも対応可能です。

会社名株式会社三貴製作所
所在地〒177-0035 東京都練馬区南田中5-9-13
電話番号080-6040-2770
公式ホームページhttps://www.sanki-s-s.jp/

また、乾式・湿式の両方の排ガス処理装置を提供しており、用途に応じた選択が可能です。
さらに、大型スクラバーや耐熱ステンレス製の装置も扱っており、高温・高濃度の排ガス処理にも適応できる柔軟性を備えています。

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多彩な排ガス処理装置を提案できる三貴製作所の製品とサービス

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ミストエリミネーターは排ガス処理装置で、気体中のミスト(液滴)を効率的に除去し、環境保護に貢献します。湿式処理で発生したミストが大気中に放出されると、汚染を引き起こす可能性があるため、ミストエリミネーターが必要となります。これにより、液体の損失も防ぎ、設備の耐久性が向上します。

ミストエリミネーターは、ミストの粒径や処理能力に応じて、ワイヤーメッシュ型、波板型、ファイバーベッド型などさまざまなタイプがあります。ワイヤーメッシュ型は比較的小さなミスト(10μm)を除去し、波板型は多くのミスト(約30μm)を処理可能です。ファイバーベッド型は極細の繊維で微細なミストを高効率で除去します。これらはそれぞれ特長があり、用途に応じて最適なタイプが選ばれます。

乾燥塔や吸収塔、排煙脱硫装置などの用途において、ミストエリミネーターは特定の条件に応じた選定が重要です。たとえば、乾燥塔ではワイヤーメッシュ型が、吸収塔ではファイバーベッド型が最適とされています。排ガス処理装置は、対象となるガスの特性に合わせて選ばれ、硫酸ガスやVOC(揮発性有機化合物)を含む排ガス処理では、耐食性やメンテナンス性を考慮した装置が求められます。